何度目かのサンダ対ガイラを見た。

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サイドバーに置いたamazonのやつにやたらサンダ対ガイラが表示されるので自分でも紹介してみよう。
フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(英題 War of the Gargantuas)(1966年 日本 アメリカ 監督 本多猪四郎 (本編)円谷英二 (特撮))

ちゃんと見てるからね。でもかなり昔なので忘れてるな。確実に覚えているのは終盤のガイラ(?)が海から空港に現れたところ。もうこの時点で記憶があいまいだ。覚えている点はセットがでかい感じがしたことだ。セットが大きいと感じた辺りでアカン感じはするが、それでも空間の大きさは認識できたのだ。
そして海でのサンダとガイラの戦い。水を交えた格闘シーンはVFXを使わなくても大変効果の出るシチュエーションだ。仮面ライダーなどの東映TV特撮ドラマでも海岸や川など良く使われるのは理由があるのだ。しかし、演者はそうとう辛いらしい。視界が極端に狭くなっているし、知らないうちに溺れる可能性もあるからね。そういう危険と背中合わせで演じている様こそ、怪獣であり怪人でありヒーローだと思います。僕はどちらかというと、その海や川へ入って戦えと注文する担当が多いので、誰が悪の組織かと問うならば、僕ですな。

あ、思い出した。昔に模型制作会社でバイトしてたときに、一緒に働いていた先輩にメーサー殺獣光線車などの実際に使ったミニチュアの写真を見せて貰って何でこんなにボロボロなのか疑問だったが、基本的に特撮とミリタリーの人たちの中では先輩に疑問を呈してはいけないことになっていたので黙っていたが、あれはこの映画の後でも別のミニチュアとして利用されそのときに燃やされたのだった。そうでなくても当時は撮影が終わったらミニチュアはごみとして捨てられていたのだった。ゴミの割には何年もゴミのまま残ってるところが矛盾してるよね。

ということで、21世紀の今だとセットってわかっちゃうけど、空間の広がりやミニチュアワークによる空気感などを味わいたいときにはお勧めです。
ドラマ部分もきちんと出来ているので、その点でも見所です。

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