何度目かのキングコングの逆襲を見た。

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キングコングの逆襲(英題/King Kong Escapes)(1967年 日本 監督/本多猪四郎(本編)円谷英二(特撮))

マダムピラニアの浜美枝さんが無駄にお洒落。キングコングの版権が利用できるうちにキングコングで映画を作ろう!だった割には、内容がキングコングじゃなくてもいいような内容で、話をスジは気狂い博士が世界征服のために、どこかの国からお金を借りて謎の鉱物を採掘しようとして失敗する話。気狂い博士のドクター・フーがはまりすぎていて、キングコングがどうでもよくなる。作ってるスタッフもどうでもよくなったのか、キングコングの造形があまりにも残念な結果になっている。これはドクター・フーとメカニコングの造形、マダムピラニアのファッションを見る映画。マダムピラニアが終始丁寧語なのも21世紀の今では不思議な雰囲気に見える。

キングコングの登場シーンやキャラクターはオリジナルを踏襲しているので、キングコングを見た任意の女性は毎回叫んでいてうるさい。オリジナルでは島で恐竜と戦うので、この映画でも恐竜の様な見た目の怪獣、ゴロザウルスと戦っている。メカニコングはキングコングをロボット状にデザインしたものとして出来ていて、造詣も本物があるわけでも無いのにリアリティを感じる。ロボットのキングコングで最初にこのデザインなのは凄いなと思う。

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