何度目かのガス人間第一号を見た。

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ガス人間第一号(英題/The Human Vapor)(1960年 日本 監督/本多猪四郎)

変身人間シリーズ第三作。マタンゴが続くが一応これでシリーズは終り。
液体人間と電送人間より先にガス人間を見てしまったので、先の二作が物足りなく見えてしまった。ということで、三作作るごとにブラッシュアップされていたってことだね。
ブラッシュアップされている点は変身人間とヒロインの関係だ。三作目で怪奇映画が恋愛映画になった。変身人間になるきっかけの博士を物語の始まる前に殺してしまったのも、視点がガス人間水野とヒロイン藤千代に集中できたのでよかった。電送人間では博士の物語も気になってしまう。似たようなモチーフで三本作ると完成度が上がるのだねえ。

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