何度目かではない異聞 猿飛佐助を見た。

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異聞 猿飛佐助(英題/Samurai Spy)(1965年 日本 監督/篠田正浩)

架空の忍者猿飛佐助をリアルに描く、2014年の今なら良くあるリメイク法だが、多分これはそういうつもりだったのだと思う。しかし、今から見ると単におっさんが佐助を演じているだけに見えてしまう。殺陣が冴えんというかカメラもなんだか引きすぎでかっこ悪かった。
グレースケールの画面はオリジナルから綺麗な質感を保っていたのかどうか解らないが、僕の見たクライトリオン版はDVDにも拘らず、大変綺麗に思いました。
篠田監督は名のある監督だと聞いていますが、僕の知る頃にはすでにいかんともしがたい評価の映画ばかり担当するようになっていて、全然注目していないのでした。この映画だけ見ると監督は勉強が出来るという意味で大変賢くて、何でも出来る人なんだろうなと思いました。ディスってばかりで申し訳ないが、僕には用が無いかな。