何度目かのキングコング対ゴジラを見ていた

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キングコング対ゴジラ(1962年 日本 監督 本多猪四郎(本編)円谷英二(特撮))
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昔DVDもなかった頃、このキングコング対ゴジラはマスターになるフィルムが無いとかなんとかで、パッケージにはならない映画だと特撮マニアの人に教えてもらい、そういうものだと思っていたら、凄く頑張ってしまう人たちによってフィルムは修復されDVD時代になってからパッケージ化された。

7年ぶりのゴジラ映画で初のカラーなのに、物凄いコメディー色が強くて、びっくりだった。ゴジラ自体のフォルムはキンゴジが一番かっこいいね。21世紀になってからのゴジラもかっこいいけどリアリティはあるのに漫画っぽい。キンゴジはリアルからは割りと遠いと思うけど漫画っぽくない。

キングコングとゴジラの対決の結果はキングコングが勝った風に終わっているが、それは契約などの所謂大人の事情だ。あの後キングコングは血を吐いて海で溺れて死ぬのだ。ゴジラは画面に顔を出さなかっただけで生きているのだ。と勝手に決め付けている。ちなみに藤山直美さん主演の「顔」と云う映画のラストシーンとキングコング対ゴジラのラストシーンは良く似ている。

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