映像の音声でとても大切なことについて。

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映像の音声でとても大切なのは、元気よく話すことです。
大きな声で話すのは音が割れるだけです。そして疲れる。大きな声を出すことだけに集中すると怒鳴ったり怒ったりすることもあります。とてもよくないです。二つ良くない例を挙げます。国会議員の野田聖子氏は選挙中はどうやら叫んでいるようで毎回声が枯れています。頑張っている演出も兼ねているかもしれませんが一回くらいしか通用しないです。毎回これでは学ばない人に見えます。僕はそう思いますし、これを注意するブレーンもいないんだなと思います。
地元の市議の和田直也氏は逆に常にぼそぼそ話しますが、テンション下げ目で体力温存と場の空気に馴染む作戦のようですが単に聞き取りづらいだけですし、世の中には90分普通に声を張ってテンション下げずに話し続けられる人もいます。カジュアルに弱さが見えるだけですね。(ちなみに二人ともよくないのは声の出し方だけで政策や政治活動などの内容についてはここでは関知しません。)
良い例も挙げましょうか。
最近サムネイルなどを手伝っているラーメンYoutube番組のHRAのHASH-ROYALはテストでは90分テンション下がらず声を張って話続けています。本番は15分程度に分割していますが、収録であっても常にカットを割っていません。なんでしたら声も枯れていません。もうずいぶん昔になりますが彼がいたからプアな機材のネットラジオもできたし、FMラジオの番組もできました。
声を張るのが実際は正解なのですが、これはたまに映像に参加する人には理解が難しいです。そこで元気よく話すのです。
元気よく話すのはこれに集中したとしても怒鳴ったりしませんし、怖い表情になることも少ないと思います。元気に怒る人がいたらどうにもなりませんけど。
仕事で放送メディアなどで話す人たちはこのように指示しなくてもあらかじめ理解して参加しているので問題がなく、これを基本にして声の貼り方を調整するのです。だから小声もあるのです。出来ない人は無理しないで基本に忠実に元気よく話しましょう。
で、この所謂プロの人とそうでもない人が同じ場所で話すと音声レベルが違いすぎてとても困るのです。誰がといいますと音声さん、編集マン、ディレクターの順で困りまして、プロデューサーが怒鳴ったり頭を悩ませた挙句に視聴者が「この人、何言ってるか分かんないっすけど。」とオチがついて関わる全員が困ります。
多分困らないのは声が出ていない本人だけです。あなたが世の中を破壊するのですよ。
じゃ、声を張っていない人に合わせれいいじゃんとか、その人だけ音声レベル上げればいいじゃんとか、32bit flowとかRECすればいいじゃんとかではないのです。
ただ元気よく話すだけで音声レベルを適切にすることが出来ますし、ポスプロの時間も短縮できるし、コストも余分にかけなくてよいのです。あなたが元気よく話すと世界が平和になるのです。
なにより現場がとても楽しくなります。楽しい現場は良い仕事ができるのです。

ホワイトボードに専用マーカーでドローイング。

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