SYNCはイラストレータのパスデータ(だけ)が作れるハードウェア

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ブギーボードSYNC(以下、SYNC)はブルートゥースでiOSデバイスなどへ描いたデータを送れる仕組みがある。この時のフォーマットはPDFで、Photoshopで開けると線画のみのレイヤーになっている。そしてビットマップとして認識されているらしい。らしいなのはまだSYNCを買っていないのだ。
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気になることがあって買えていない。それはPDFの中身がなんなのかだ。線画でPDFならばイラストレータ的なパスデータ(ベクターデータ)になっていて欲しいのだ。想像するにパスになっていても無駄なアンカーポイントが多すぎ、パスも閉じていないので色は塗れないと思っていた。それでもビットマップよりベクターデータになってる事の利点は多いと思ったからね。

各種レビューではPDFとしか書いていないので中身が分からなくて。PDFはPDFじゃん、バカじゃないの?ではないのだ。電子書籍などの自炊でPDF化というと中身はビットマップで所謂画像なのだ。これにはがっかりした。イラストレータで作るPDFならフォントが埋め込まれている箇所以外はベクターデータなだね。そもそもPDFはイラストレータのファイルフォーマットの一つとして始まってるし。(この説明だとざっくりしすぎだが雰囲気はこんな感じだ)

検索したらSYNCで描いたデータを公開している方がいらっしゃったのでDLしてイラストレータで開けてみるとベクターデータになっていました。
簡単に言うとSYNCは手描きのイラストレータのペンツールです。予想通りのアンカーポイント状況でした。必要ならイラストレータで足せばいいのですけど。
線の設定はそのまま生きているので、太さなど変更は気軽です。
イラストレータを経由してFlashで開けると塗りつぶしは手軽かもしれない。Photoshopならバケツであっさり塗りつぶせるからそれでいいじゃん。でもなくてスケーラブルなベクターデータなんだったらそれでやりたいじゃん、アンカーポイントが多くてもデータは小さいんだし。てことです。

てな訳でSYNCはイラストレータのパスデータ(だけ)が作れるハードウェアってことなんですよ。買うか。

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