ビンジュースの販売機

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大昔にジュースはビンで販売されていた。ジュース(果汁100パーセント)というのは誤りで清涼飲料水(果汁なんか入っていない)と云うのが正解だ。この販売機での購入方法は、まず設置してある店の従業員、主に店主であるおばちゃん(実際には、おばあちゃんであることが多い。)に購入したいジュースの本数分の金額を渡す。大抵は一本だが。そうすると店主より「買ってよし」のお達しが出、客が販売機の窓を開けてビンジュースを取り出し、窓を閉める。というものだ。ちなみに客の殆どは未成年であり、所謂子どもであった。販売機は店に向けて取り出し口が向いているわけではない。むしろ店の外にあり店内からは見えない。そしてジュースを買わない客ですら勝手に販売機の窓を開けることが出来るのだ。なんというおおらか。性善説に基づいた販売方法。戦時中及び終戦直後に、畑のスイカを盗む子どもを貧しいから仕方が無かったと、言い切る時代だけのことはある。でもこれだと販売機ではなく、単なる冷蔵庫だよな。

しかしその後、この販売機にお金を入れる仕組みが付き、一本分の料金を入れないと窓が開かない仕様になった。ここで販売機になったのだ。店主(主に、ばばあ)の「買ってよし」のお達し無く、ジュースを購入できるのだ。多分窓を開けたときに複数本引き抜く技を披露しあう客、所謂クソガキもいただろう。時代はビンジュースの自動販売機の革新を迎えることなく、入れ物がビンから缶へ変更され、飲料水の缶詰、缶ジュースの登場により自動販売機も缶によるものに取って代わられ、むしろ缶ジュースになることで自動販売機は更に改良発展することになるのは、現代を生きる誰もが知ることになる。 て、何書いてんだか。

架空のTVアニメ、宇宙キッドのオンエアされている時代は、日本の昭和三十年代後半をしていている。そもそもこの時代設定の物語に登場するTV番組だったのだ。で、その昭和三十年代を分かりやすく演出するために何かないかしらんと考えたのが宇宙キッドとそれから派生するもので、既存のものを使えばより分かりやすいのに、何でわざわざ新規に作るのかと問うならば、権利問題である。金が無いのだ。宇宙キッドから派生するものとして、当時は既存の食品などとのタイアップが多かったように感覚としてあったので、宇宙ジュースをでっち上げたのだ。
これは宇宙ジュースの広告にも使う予定なので汚し入れていない。そのうち汚しを入れたり、子どもが勝手に貼ったシールなども追加していきたい。

とりあえず、次行ってみよう。

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