中学生のころ地域の運動会のテキヤでバイトをした。

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中学生のころ、地域の運動会(住んでいるところでは市民運動会と呼んでいた。)に出店していたテキヤでバイトをした。厳密には僕が最初ではなかったが、ほぼ最初状態だった。現地採用です。かといって募集もしていない、その場のノリだ。なんでやったかと言えば運動会自体が全く面白くないのに参加しなければならなかったからだ。足が遅くて球技もへたくそでは運動会は地獄でしかない。地獄から逃げ出すこともできないなら面白いものを作るか探すかだ。その時は探した。中学レベルではとても面白かったのです。そのうちテキヤが店にいなくなって一人で店番することがありました。気の弱いひ弱な中学生がたった一人りんご飴を売っている状態です。そのうち声の高い、ほら、ヤンキーじゃないけどちょっといきってる人っていると思います、そういう人が来るのです。運動会自体事実上の強制参加ですからね。その人たちに見つかると、自分もやりたいと言い出すのです。そうでしょう、運動会やってるより確実に面白いですからね。で、他の店でわらわらと僕(たち)以外が現れるのです。子どもがテキヤで働いているのが大人に見つかる状態になるのです。後から来たいきり軍団は前後不覚なので大挙して押し寄せたらどうなるかわからないのです。当然ですがやばい状態になるのです。僕は問題を起こして構ってもらいたくてやっているのではないので、静かにその場から離れました。
ということで、これが原点ではないですけど、人に言えそうな面白いものを見つけた話はこれが最初かと思います。プラモ面白いと思って作ってたらガレージキットメーカーが向こうからやってきたり、3DCGやりたいと思っていたらPCビルダーに遭遇したり、映像作りたいと思ったら地上波の編集マンがやってきたりしました。どれも早すぎてあまりうまく回りませんでしたけど、他所さんがずいぶん遅れて面白いと言い出すものを早めに見つけるのは割と得意ですね。

ホワイトボードに専用マーカーでドローイング。

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