何度目かの新幹線大爆破を見た。

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新幹線大爆破(英題/The Bullet Train)(1975年 日本 監督/佐藤純弥)

スピードとモチーフが同じ。じゃなくて、公開順からするとスピードが新幹線大爆破とモチーフが同じだ。
スピードが乗り合いバスが舞台なのに対し、新幹線大爆破は新幹線が舞台だ。スケールが大きい。また、スピードが所謂アクションと犯人との駆け引きに重点を置いているのに対し、新幹線大爆破は運転手や司令室長、犯人の心情など丁寧に書かれている。車内のパニックぶりも良かった。



上司と部下、犯人と警察の関係が太陽を盗んだ男の二人の主人公に重なる。
こちらとは描く部分が違うので、似ている程度だけど。

新幹線のシーンには模型も使われているが、模型の感じがあまり感じられない。つまり、上手い特撮だということ。特撮は特撮であることが分かっちゃいけないので、模型が模型であることが分かった時点でアウトなんだよね。変な言い方で極論だけど、特撮部門は仕事をしたことが映画から見えたら仕事をして無いことになる。

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