3秒くらいキープする話。

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特別教えてもらったり、何かをしていたわけではないのでとても恐縮だけど、カメラマンじゃない人がスマホで撮った素材がそこそこきちんと撮れるかもしれない方法を書きます。

動画の一番短い撮影時間についてです。内容が秀でているかは関係なく、ある程度見る人たちの記憶に残る時間はどれくらいかです。それが大体三秒程度ではないかと思われるので三秒としました。

しかし、三秒間撮影した動画を使いたい場合に三秒だけ撮影したらよいなんてことではないです。のりしろが必要です。なぜならば編集するからです。

編集は映像を組み立てるを考えてください。大切な作業ではありますが、特別でも特殊でもないです。やるべき普通のことです。

で、この編集で三秒間使いたいときに前後に余裕が必要なのです。のりしろなしだと絵はともかく音が入らない場合などこの三秒間に入っていると思っていたら数フレ前後していたなんてこともあります。絵も三秒ぎりぎりの時間の構図を入れたかったりなど意外と出てきます。それを回避するためにものりしろなのです。一、二秒止まった状態から録画開始して、三秒経過した後も一、二秒そのままカメラを動かさないのが理想です。できればのりしろも三秒以上が理想です。しかし、必要な個所か三秒なので前後計六秒余分に撮影しているのは本末転倒感がぬぐえません。一秒くらいあればなんとかなるとも言えますのでとりあえず、一、二秒ののりしろで対応しましょう。

カメラは静止して水平を保つことを基本にしてください。グランドラインを斜めにしたり、やたら動いたりしなくていいです。大切なのは撮影している人の気配を消すこと、映像の中でカメラの存在を意識させないことです。撮影することは立派なことではありません。単なる作業。撮影者はその辺に転がっている石です。

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