自衛隊の迷彩色を調べてていて、そういえばこれまで知らないままにしていたことも知ることになってスッキリした。スッキリが最近多い。
マンセルカラーシステムは日本ではJIS Z 8721として規格化されている。名称のマンセルは画家の名前でこのシステムを作った人。詳しくはwikipediaのマンセル・カラー・システムで。
表記方法は“色相 明度／彩度”の順。無彩色は“N 明度”の順。戦闘機に何でマンセルなのか、飛行機も工業製品だからか。あんまりかっこよくないけど、マンセルだと色の認識に都合は良い。
FS595はFaderal Specification and Standaerdsアメリカ連邦規格の595番目の規格。アメリカ国内の規格なので、国際的な規格じゃないのです。それでもアメリカの飛行機などのプラモを塗装するときは必ず登場するので模型の人には必須なのですね。
てなことで、三菱F-1の迷彩塗装に使われている色をRGBでリストにした。RGBは近似色です。順番は色の名前、マンセル値、FS595規格番号（無い場合は無記入）、RGB値。RGBはRed Green Blueの順で並んでいます。選択し易いでしょ。
●機体上面の三色迷彩
濃松葉色
2.5G 4/4
88 105 79
薄松葉色
7.5GY 4/2
88 100 81
黄土色
10YR 7/2
188 171 150
●機体下部
ライトガルグレイ
0.27GY 7.04/0.64
FS.16440
176 175 165
●コクピット
ダークガルグレイ
4.6B 5.14/0.47
FS.36231
136 139 141
●脚室、スピードブレーキ室、機関銃室
インシグニアホワイト
3.31GY 9.18/0.4
FS.17875
232 232 225
●高温になる部分のチタニウム合金部分は無塗装。
