デジタルサイネージの続き。

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で、つらつら考えてみると、フォント問題をどうするかすっかり忘れていた。映像の中に既成のフォントを利用(埋め込み)すると映像で利用するための利用料が必要になる場合が多いのだ。たいていの場合は利用料がかかります。そんなの払った事ないよ!というのは支払っている人や組織があるのです。クラブやライブハウスなどで演奏やDJをやる場合などもそうですね、演者が支払わなくても誰かが払ってくれているから問題なく世の中が進むのです。

で、自分でやる場合はそのどこかで誰かが払っている他人に自分がなるのです。困ります。なぜならば予算が乏しいからです。制作会社に依頼せずに自分達で勝手に作ったときによく使われるようなダサいフォントが使えないのです。ああ、ダサいフォントが使えない!なんて悲しい!使えるフォントは映像で使っても利用料がかからない普通のゴシックと明朝体。大変組みやすいゴシックと明朝体しか使えない!どうしよう!ここのダサいフォントで!って笑顔で言われても対応できない!ということで、自分で作る場合は文字は出来るだけ自作で、他の人が作る場合はそのほかの権利関係のクリアと共にフォント問題も解決している状態で納品てことだなあ。
ていいながら、うっかり使っちゃってる時があるな。YouTubeが権利問題クリアしてくれてるといいな。

多分、印刷物はそんなの聞いたことがない!どうせ視聴範囲は限られている、指摘なんて受けないから勝手にやればいいんだよ!と言われて指摘されたときはこっちが加害者になっちゃうんだろうな。なんてことになりたくないので、結構まじめにこういう問題は始める前に相談して回答出しておきたいね。

さらにRaspberry Pi2でデジタルサイネージってどのくらいやってるんだろうと検索すると、ありました。ハードウェア込みで作ってますね。ブログhttp://bizright-blog.tumblr.com/とその商品デジアピhttp://dejiapi.com/index.html。この前のimpacTVより汎用性がありますね。あちらは小型でメーカ向け、こちらは画面のサイズを問わず、比較的小規模でも扱いが優しい感じかな。タッチパネルは凄くいいと思う。多言語対応のデモとか地味だけど大切な仕組みだと思う。ハードウェアも長時間使う事をきちんと考えているようです。Raspberry Pi2がどのくらい耐久性があるか分からないけどいざとなったら丸ごと取り替えればいんだしね。OSどうすんの?というのは任意のハードじゃないと動かないという仕組みじゃないのでマイクロSDカードを入れ替えれば解決しちゃう。
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でも、でもなんだよ、実際運営すると単独の店舗や企業の一部署ならともかく、商店街で利用するとタッチパネルを利用するほど複雑な事は出来ないのです。僕は地方の商店街で活用したいと思っているのです。

なぜならば原稿は紙でやってきたり、こちらから実際に出向かないと原稿を手にすることが出来ないからです。メールで送ってとか、定型文を作ったメールフォームから送ってなどネットが使えないし、先方から動いてもらうことが出来ないのです。何故!?といわれてもそういうものなのです。なにせ「ロゴはこれで」とロゴの印刷された封筒が登場するのです。もう最低な状況なのです。しかし、そういう場でなんとかデジタルサイネージを導入するにはと考えると、静止画をこつこつ更新することがやっとなのです。静止画はともかく、こつこつすら怪しいわけですよ。もう廃業するしかないくらいの、予算というにははばかられる金額で、しかもそれの殆どが補助金で運営するのです。(一応想定としては)僕は制作しか関わるつもりはありませんが、それでも運営まである程度考慮し、最低限の状況を想定しないと出来ない事ばかりで単純な相談すら出来ないです。

それは、画面の前に人が来たらバイオリズムとか顔認識とかして表示する映像を変えたり、気温や気圧から天気予報して映像を出したり、時間に合わせて映像を表示したいです。でもそれはきちんと予算があり、こういった相談をしなくても実現できる環境であるから出来るのです。アルファベット三文字の略語を多用して話せる環境に感謝すべきだと思いますね。

てなことで、今はプレイリストを組んで映像をループ再生させ、ネットを使ってリモート操作で更新し、電源をタイマーで管理できればハード的にはOKで、コンテンツは静止画でいいから定期的に更新するフォーマットを作るってところです。

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