七宗町の飛水峡を観察してきました。

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飛水峡というのが大変すばらしいと聞いたので、時間距離として比較的近いし、タダだし、貧しい僕にはちょうどよいところだと思って行って来ました。
近いといっても全く場所が分からなかったのでネットで調べますと、七宗町という所にあります。飛水峡といっても広いので、どこを目的にすればいいのか分からないので更に調べると道の駅を目的にするといいらしい。しかし、道の駅ロック・ガーデンひちそうくらいしか目標にするものがなかったのでありました。先に言ってしまうと見るべき観光地的なものは七宗町のサイトに載っているもの以外は無くて、あえて言うなら自分で面白いものを無理やり見つける才能がないと観光は辛いです。飛水峡以外は時期を選ぶ祭りなどなのですね。他にも見所を求めるのはあきらめて飛水峡に集中しました。
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結局ネットではどこから見たらいいかは分かりましたが、そこがどこかははっきり分からなかったので、ロック・ガーデンひちそうで聞きました。まず二つある建物の、ロックタウンプラザのお店の人に聞きました。


笑顔で「管轄が違うのであっちの石の博物館で聞いてください」と言われる微妙な親切の中、石の博物館へ歩き、そうそう、この博物館は道の駅ロック・ガーデンひちそうに併設されている。歩いて博物館へいくと
チケット売り場は締まっていて、直接館内の受付に行くように張り紙があり、入り口すぐの受付で飛水峡までの道を尋ねると大変親切に教えてもらえた、七宗町のパンフレットと石の博物館ガイド、ここまでは印刷物、飛水峡までの案内などのイラストマップ(正直雰囲気以外は分からないが、これだけでも全く無い状態からはうれしいアイテムだ)は印刷物をモノクロコピーしたものだ。何故これがコピーで、しかも懐かしいわら半紙状の紙なのか。地方の市町村の厳しい懐事情が垣間見える部分だ。
ちなみにこのような国の何とか対策事業や、補助金によって作られた建物が目立つ。

地方は国の助成がないとやっていけないと聞いているが、補助金の出所の規模がでかくて驚く。国際的なものが山奥の生活に直結している。これだとTPPもまぁいいかでは済まないよね。 ここでWiFiが利用できたのでとりあえずつないでみた。

道の駅では無料でWiFiが利用できるサービスを用意しているところもある。全部じゃないし、個別にサービスしているようなので先に調べておくといいかもね。ここは自販機のWiFiサービスを利用していました。
もうひとつ、デジタルサイネージっぽいものがあったら気にしてみることにしている。
無料休憩所内のモニター。地上波TVと七宗町のサイトを表示している。手前に一定の場所の交通情報を表示するためのコントロールボタンが用意されている。
外にも七宗町のサイトを表示。

せっかくなのでもう少し仕掛けをしたいと思う人は多いと思うが、これだけでも予算を考慮すると大変な事だと思う。

ともかく、僕には飛水峡だ。
道の駅にも展望台っぽい場所があり登ってみると


いまいちだった。ここよりも施設の裏のテラスっぽいところからのほうが川は見やすい。 しかし、ここは全くの前章で、別の場所へ移動しないと飛水峡は見ることが出来ないのだ。 道の駅から見える赤い橋まで移動する。ここは徒歩で。

まあまあきれい。でも、ここは飛水峡じゃない。


車で移動してここが飛水峡といわれているものがまともに見える場所。

変電所はどこでも胡散臭い感じですばらしい。

だれでも簡単に絵葉書状態だ。

物々しい岩は特撮ヒーローものには欠かせない。

向かい側。こっちが飛水峡。

岩の質感が特徴的。岩を愛でることが出来るならいい場所だと思う。しかし、観光となるともう一歩足りないと思う。

自然がそのままなので、木で見えなくなってる部分も多いんだよね。

岩場の近くまで移動できる仕組みがあるといいなと思うけどそんなのは当の昔から考えられていて、予算もないし運営も出来ないからこの状態なんだと思う。地方は本当にお金がないのだ。そりゃあ、お金と一緒に原発来ちゃったらそれだけでOKしちゃうよね。それくらい運営が大変なのだ。 これが一番分かりやすい。溶岩が冷えて固まったような質感。

写真が上手い人はいいなあ。あとから見るといつもしょんぼりしている。

川の中も岩がある。吸い込まれそうだ。

国定公園。甌穴群はここで見ることが出来る。案内が雑なのでここまで来る人は少ないらしいが、道の駅ロック・ガーデンひちそうで聞いて来るといいと思う。水道がなく、トイレも必要最低限のものしかないので、食事やトイレなどは道の駅で必ず済ませたほうがいい。

まむしにも注意だ。

この辺りは立て位置で撮ると気分がいいと思う。

これは分かりやすいな。


対岸もへこんでいる。

ここの岩は直線状に割れていて、怪獣の表皮っぽい。

同じ方向からばかりなのは日差しが強くてあまり反対方向を向けないから

電車も走る。ここは鉄道写真の名所のようです。思っているより電車来ますね。

穴がある石は溶けたような質感になっている。
結構色も違う。光による差ではなく、元々石が先端に向かって明るい色になっている。

使えるかどうかはともかく、テクスチャ的にいくつか撮影した。

さらに帰りの道中でも景色が良かったので撮った。完全に単なる山の中の風景。


まだまだ写真はFlickrにあります。

で、五平餅食べて帰宅。本当は土地のものをお店と共に探してみたかったが、絶妙に汚い加減があり怖くて入れなかった。
所謂名産というものがなく、道の駅でもそばとラーメンとフランクフルトとかよくある感じのものだったので、用意するのが面倒でなければ先に買うか作るかしたほうがいいかもね。岩マニアとか崖マニアとかだと凄く楽しめるかもしれない。飛水峡自体にも過度に思い入れを持つより、自然を楽しむ位に興味を広く持った方が楽しめるんじゃないかな。

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