何度目かの、座頭市地獄旅をみた。

座頭市地獄旅 (英題/zatoichi and the chess expert 監督/三隅研次 1965年 日本)
第十二作目。
妙に考えさせるシリーズ。今回も行きずりの女と行きついた土地のやくざとの確執、そこに子どもが関わる定番の話。しかし今回は道中で知り合う人が二組いるのだ。この二つがやや無理やり交差して最後に二つの仇討が一気に解決されるさまはなかなか痛快ではある。映画が作られた時代からか、仇討について殆ど躊躇することがない。この方が劇中の時代の発想に近いんじゃないかな。

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この話に限らず、行きずりの女は市にべた惚れになる。導入はバリエーションがあるんだよ、それがクライマックスには皆同じようなキャラクターになる。

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これには市と対決する浪人が登場する。出会いは仲の良い二人が対立する立場になり、やがて決闘することになる第一作に通じるキャラクターだ。この浪人が全く嫌なやるであることが意外と視聴者に伝わりやすい作りになっている。このいずれ対決しなくてはならない浪人が出てくると考えさせられる話になることが多いように思う。浪人は市との心情的にも接近するがこの頃になると市は女からの求愛が強くなり、かつての男同士の強い友情は描かれることは無い。

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英題のチェスエキスパートは将棋名人であり、対決する浪人の事。英題は端的に表現しているな。

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