Writer2ePubを利用してみたが。

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Writer2ePubはLibre OfficeでEPUBを出力し、ついでにKindle用のmobiファイルも出力するプラグイン。

mobiファイルを作るにはKindleGenもインストールしておかなくてはならない。“ついで”というのはmobiを作るのは、このKindleGenに作ったEPUBを渡して自動的に行う作業だからです。

元々LibreOffice自体は仕事で送られてくるWORDやEXCELデータ(何故オフィススイートを持っていないから、PDFに変換して欲しいと云う願いは叶えられないのか)を仕方なく見るためのツールとして使っている程度なので詳しくないが、まあ持ってるし、EPUB作る選択肢はそれなりにあったらいいんじゃないかともったのでインストールしてみた。

結論そしては複雑なことをするとエラーで終了する。単純にテキストだけを見出しなど軽く装飾する分には問題ないが、プレビューが出来ないので一旦出力したものをKindlePreViewerかKindle端末へ送らないといけない。図版は入れられるが、レイアウトすることとは程遠い。これはリフロー型なら仕方ないことではある。そして横組みオンリーだ。大量の文章をLibreOficeで作ってしまい、電子本にしたい時は有効かもしれないが、ちょっとかなり面倒だね。面倒だと思ってしまうのはどの部分かと問うならば、作っていて楽しくないのだ。何かイラッとする。これならテキストエディタでちまちま青空文庫のタグ打ってAozoraEpub3で作業しても同じじゃんだからだ。青空文庫のタグについては否定的な方もいらっしゃるが、KDPでデビューするような人が自力でEPUBを作るならば全然問題ないと思う。表紙に困っているなら俺が作ってやる。ということで、横組みでテキストオンリー且つ横組みならばWriter2ePubは細かいことをやろうとすると無理があるが、思ったよりは使えるんじゃないかと思った。

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