『首』を読んだよ。

この『首』を原作にした映画が11月に公開されるので読んだ。映画を見るために原作を読むことはなかったけどなんとなく気になったのです。読みやすさは普通くらいで時代ものとか歴史小説とか思い込んで読み始めると良くない。バイオレン…

何度目かの座頭市物語を見た。

座頭市物語(英題/The Tale of Zatoichi)監督/三隅研次 1952年 日本 本当に何度も見ているので目が飽きてきているというか、慣れてしまっているので何一つ驚きも何もないのだが、マンネリ化しても面白く感…

アウトレイジ 最終章を見た。

アウトレイジ 最終章(英題/OUTRAGE CODA、監督/北野武、2017年、日本) アウトレイジ最終章やっと見にいけたよ。 終わるための映画だね、続ける物語が多い時代に終わらせるための物語を作っている。シリーズ化やサ…

何度目かのアキレスと亀を見た。

アキレスと亀(2008年 日本 監督/北野武) エド・ウッドだなあと思った。同じテーマを肯定的に撮るか否定的に撮るか、否定的に撮ってもダメなやつをダメといえない優しい感触とダメさ加減。 こういう作家でも売れたら世間は全肯…

何度目かのソナチネを見た。

ソナチネ(1993年 日本 監督/北野武) 尺の半分以上が沖縄で遊んでいるだけ、台詞もごくわずか、何をしているかと問うならば、主人公がどうやって死ぬかを考えているかもしれないということ。 そして死は、チャンバラトリオが釣…

何度目かのDollsを見た。

Dolls(2002年 日本 監督/北野武) ふらっと見ていて、別にDollsじゃ無くてもいいけど、編集のことで例にする。 これだけで大凡この人の生活が想像できるだろう。この絵から無理にしても実際の映画は分かりやすいと思…

何度目かでもない座頭市の映画を続けてみていた。

うっかり座頭市の映画を続けて見てしまったので、その中でも面白く見れたものなどを記録するのだ。五作目辺りから市が超人のように扱われていくんだけど、同時に被差別者としての扱いも酷くなっていく。 第一作目はやはり面白い。

何度目かのソナチネを見ていた。

ソナチネ(1993年 日本 監督/北野武) ソナチネをコマネチ!みたいに言うと、面白いかと思ったらそうでもないね。 xxx先生の作品が読めるのはジャンプだけ!くらいに、変な間と妙なアングルの連続を絶妙に繋いでいるのが見れ…

何度目かの3-4×10月を見ていた。

3-4×10月(1990年 日本 監督/北野武) この映画を好きだというと人が去っていく、恐怖の映画だ。 それでもこうやって見ていたと書くのはこの映画が好きだからだ。間の抜けたレイアウト、アングル、あるのか無い…

何度目かの座頭市を見ている

座頭市(2003年 日本 監督 北野武) 公開当時から批判は多数あるけど、007におけるカジノロワイヤル(1967年)のようなものだと思えば気楽に楽しめるんじゃないかと思ったが、そもそもカジノロワイヤルを楽しめないとちっ…