calibreで電子本のデータダイエット。

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calibreは電子本の管理だけでなく編集も出来る。新書くらいのデザインなら全く問題ないと思う。ルビと組み方向以外は。日本語は縦組みがきれいに読みやすい。自分でもそう思うが、組方向にこだわるとEPUBは全く前に進まない。なぜならば日本語の縦組みは日本のローカルルールでEPUB自体がこれに対応するのが遅いのだ。前向きに電子本を作りたいなら組方向は三番手くらいの希望にしておいたほうがいい。それが嫌なら自分で縦組みに対応できるようにするかだ。
僕にはそういった技量はないので、横組みで出来る事をやっていくことにした。デザイン上も漢字かな混じりにアルファベットが混在すると横組みのほうがきれいに収まる。

まぁ、そんな事よりもcalibreで変換したmobiファイルは、send to kindleでKindle Paperwhiteに送ってもで表紙が表示できるという点で何よりも優れていると思ってしまっているので、このために利用しています。

もうひとつ、calibreでmobiに変換するとデータが半分以下になるのです。元々KindleGenで作ったファイルはepubも内包しているので、それを削除しているのだろう。場合によっては半分以下になる。多分画像をリサイズか再圧縮してるんだろう。電子本の表示サイズはその時代の技術に依存し、きめ打ちできないものなので将来に向けてあれこれ考えても無駄というか、それならとにかく巨大なサイズで作らなくてはならなくなる。紙ならある程度解像度も色表現のダイナミックレンジもある程度固定されているので、決めうちで問題ないが、電子本は妥協するしかないと思う。

データがダイエットできるのはEPUBもだ。ためしにEPUBも再変換してみたらものにもよるが三分の一くらいになった。

といった具合で、EPUB変換ツールとして利用している。本来の電子本管理ツールとしては使っていないなあ。

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