何度目かのさよなら銀河鉄道999を見た。

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さよなら銀河鉄道999-アンドロメダ終着駅-(1981年 日本 監督/りんたろう)

久しぶりに見た。子どもの頃は物凄く鮮やかな色彩とかっこいいアニメーションだと思っていたが、思ってたより動いていなくて、主に縦横方向への動きであんまり奥行きを感じなかった。当時のアニメと呼ばれる手法を追求したような。絵が動く楽しさとは違う方向かな。
話は中二。もしかしたらこれがスペースオペラ的なものなのかと思った。前作が輝ける中二のスペースオペラで、これは褒められた中二が二匹目のドジョウを狙ってまんまと儲けたが後から見ると、中二も商売人だったんだなと考えさせられる作り。松本原作のアニメも漫画もやたら登場人物の名前を自分で言う、しかもモノローグでというのが特徴で、これが凄く気になって、何だか自分を皆に承認して欲しくてたまらない人が作ってんだなと。惑星に一人ぼっちとか、いてもやたら少人数だし。主人公は孤独で一人でも、敵などは組織を描いたほうがコントラストが付いて良いと思うんだけどなあ。

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