パレットを自作する話。

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まあぼんで今回使っている画材は水性ペンキです。僕はあまり好きではないのですが、屋外で壁に描く場合は選択せざるを得ないものです。イベントカラーなどのアクリル絵の具は使い勝手はよくても完成後の堅牢さに欠けるようなので使えないんですよ。描いた後を気にしなければいいんですけどね。ペンキはそもそも絵を描く画材じゃないので扱いはとてもやりにくいです。特に混色が難しい。缶に入ってる状態で完成された色になっているので純色のように見えても他の色が微妙に混ざっているのです。

本来用途ではない使い方をしているのでしかたないんですけども、それでも癖を見抜いてうまいこと使うんです。実際は混植を諦めるか適当に混ぜてるだけですね。結局適当か。

その混植するのにパレットを使わずに紙コップで毎回混色していました。一度に大きな面積を塗るときはこれで良いのです。しかし細かく混色してタッチを入れたいときはあまり向いておらず、本当のパレットのように先に絵の具を出して必要な量だけ筆で救って混ぜる使い方がしたいのです。じゃパレットでいいじゃんとも行かないのはペンキが強力に固着するからです。だから外壁に描くときはペンキを選んでいるので、どうしたものかと、でやっと本題の牛乳パックをパレットにするのです。牛乳パックだけだと持ちづらいので100円均一で買ってきた深めのトレイにガムテープで止めて使っています。持ちやすいし、深いせいか量が少なくても乾きづらく、やりたかった少しずつ混色が出来ます。使い終わったら固まったのを確認して捨てます。トレイからはみ出た部分はカットしないのかと問うならば、この様になっていると筆を整えるのにちょうどよいのです。普段描くものが小さいので普通のアクリル用のパレットで十分ですし、なんとなく色もわかるので、牛乳パックパレットはペンキ専用だろうね。
しかしこれ、僕以外必要としていないな。

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