市政&議会報告会のビデオ作りました。

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ビデオなどを手伝っている市議会議員の市政、議会報告会のネット版を作りました。言葉が重複してんな。細かい話なともかく、作ったよ。僕が担当したのは各章ごとにビデオをまとめただけで、画面の殆どを占める静止画は議員本人による作成なのです。ビデオ作ってんだからそこも担当すればいいじゃないかとはならないのには理由があるのです。

元々この市政&議会報告会は年に二回、地元の各地域を十箇所くらい回って開催されるもので、ネット版は何らかの事情で足を運びづらい方に向けて公開することを前提にしたものです。内容は岐阜市内に関係することですが、地方であっても中心市街地と市周辺では問題が逆転するくらい違います。ですので、開催場所で話す内容も違ってきます。また市政は完結した訳でなく、当たり前ですがゆっくりであっても刻々と変化していきますし、突発的な問題も発生します。災害もあるからね。ですので、ネット版は議員が政治家として当初からテーマとしている地方の中心市街地の問題を中心にしています。そして説明用の静止画は本人作成のものとなっている理由は、実際に開催地で使っているものをそのまま使っているからです。
出来るだけ実際に開催している状況と同じものや内容を再現したいと思ってまして、あまりネット版ならではの作りにはしていないのです。
映像上ではパソコンの原稿を見ながら話しているようなアクションですけど、実際はパソコンには画面上い登場する静止画と同じものが表示されているだけで原稿などは一切無いです。毎回このようにアドリブ、フリートーク状態で話しています。この点は初期の頃から凄いなと思ってます。
音に関しては改善しなくてはいけないので、次回をお待ちいただきたいです。

結構書いたあとですが、内容については議員のサイトなどで理解を深めて欲しいと思い、ここでは制作上のあれこれ、いわゆるメイキングを書きたいと思います。
遅まきながらDSLRを導入しました。人物のバストショット固定なのでDSLRの利点を全く発揮していない状況ですが、テープレスと言う点だけでもその効果はあったかと思います。
使ってみて内臓マイクの音はそんなに悪くないのだなと感じました。“そんなに”であって、けしてベストではないです。保険で古いHDVも同時にRECしていましたが、素材を利用することはありませんでした。
気になったのは撮った素材ではなく、カメラ自体の操作と情報の表示です。これらはサードパーティ製ののジンバルなどを利用しない限り、非常に悪いと思いました。スチルカメラにビデオカメラの操作性を求めるのですから悪くてあたりまえですがね。操作に関してはハンディで動きながら撮るのは今の自分にはかなり辛いかと思いました。データは2GBを越えると自動で分割します。繋がりに関しては全く問題ないものの、REC中にランプの点滅アラートが出るのは気分のいいものは無いので、連続でREC出来るのは10分程度を目安にすべきかなと思います。DSLRで撮りたいものを考えると10分も長いでしょうからそんなに気にすることは無いかもしれないです。

オープニングに関しては、自分の中で作戦があって撮影と編集しました。当初はアフターエフェクツのデモリールのごとく、機能をふんだんに使ったものを想定していましたが、その機能をここで披露することに意味は無いと思い、素材とテーマを活かす方向性にしました。盛り込んだエフェクトをどんどん取り去り、結果として青色をオーバレイした程度になりました。タイトルが出る直前のカットの変わりもただカットをオーバーレイでフェードしただけです。
素材もコンセプトやテーマも何も無いならば、それを隠す為に必死で表面上作り込むことが必要かもしれません。しかし、今回はテーマなどきちんと明確ですし、素材も自分で撮れる範囲でしたので、素直に作られる映像にしました。
結局音も作ってしまいました。できればどなたかに依頼したい箇所ではあります。映像とのタイミングを合わせるためにざっと作った映像を見ながらトラックを作り、そのトラックを映像のタイムラインに並べて映像を修正し、またトラックを絵に合わせて修正と、何度も音と映像を往復しています。マスタリングも、曲自体は感で作れてもマスタリングは習うか依頼したほうがいいなと実感しつつ、懸案となっております。

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