俳優のノートを読んだ。

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山崎努さんがリア王に取り組む様を綴った日記です。
今から12年くらい前発行の本を図書館でたまたま見つけて、今読んだよ!

こんなに正直に丁寧に書いちゃっていいのかと思うくらい、きちんと書かれていて役者や演劇を知らない人たちでも分かりやすく書かれていると思ったけど、僕だけが思う感想かもしれない。

文章も本にするための文章ではなくて、自分のメモとして書かれた日記なのに他人が読んでも読みやすい。これも大事だ。文章を読み返すとき自分で書いても読めないことがある。この日記自体がそうだ。そういう面でも心に残る。

出来るだけ本の内容を書かないようにしている。これは自分で読んだほうが良い。感想文で対象の本のダイジェストを書いてもしょうがないからな。感想文でその本を読んだ気にさせたまるか。

この俳優のノートの最大の残念なところは店頭在庫しかないことだ。Amazonでも中古しかない。
やや高めの中古を買うか図書館を探すしかない。
絶版なのかな?だとしたらたった12年で絶版にしてしまうのはものすごく惜しい本だと思う。

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