御母衣ダムとか白水湖とか

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この前出かけた先にあったパンフレットに白水湖が載っていて、ここ北極大陸の表紙用に撮ってこかしゃんとか思ったので行って来た。
感想としては、すげー遠いので多分もう行かない。です。
では顛末。
全然土地勘も道も知らないし、山奥過ぎてgoogleマップもカーナビも怪しい感じ。住所だけは分かったのでとりあえずgoogleで自宅からの時間を表示すると3時間以上かかる。仕方が無いので早起きだ。あとお昼も作っておく。ちょっとだけ白水湖について見てみると、綺麗ではあるが、いまひとつ盛り上がる感じが少ない。若干、ダメだこりゃの雰囲気を感じるが、ついでに見るものがあればいいんじゃないかと、途中に滝があったり、道中もなんかあるだろうと、不安な割には楽観視していた。
やっぱり何もない感じは否めなく、トイレを借りに道の駅に入り、それなら目に付いた道の駅は必ず止まろうという変なかせをつけて移動することにした。
一軒目、美並
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円空のふるさとである。岐阜県は円空にゆかりがあるので、あちこちで円空で町おこしをしようとしている雰囲気があるが、けして成功している感じはしない。
山は綺麗だ。
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二軒目は古今伝授の里やまと
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カーナビで誘導される道からはやや外れているが標識は出てるし、外れても1km程度だったので寄った。
山が綺麗。
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立派そうな温泉施設があった。時間が早いので開店していなかった。
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三軒めは白鳥熱かったので移動中は水分が欠かせず、実際には定期的にトイレに寄る格好で道の駅に止まっていた。
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ここも駐車場が広くて、公園と博物館が併設していた。
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向かいには飲食店。目的地まで距離があるのでそれなりに市街地も挟むから全てではないにしろ道の駅が拠点になって飲食店などがパラパラとある。飲食とトイレ。この二つは死活問題なので、道の駅の整備前からドライブインなどの民間施設はちょいちょいある感じです。
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ここも山が綺麗。単に自然だからじゃなくて、樹木の手入れなどきちんとしているからか雑然とした感じが無い。
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ここの周辺にも観光できる場所はいくつもありそう。でもまだまだ道半ばなので、道の駅以外は寄り道せずに走る。
信号待ちで見かけた採石か生コンの施設。山に近くなるとこういう施設はよく登場する。車と停める場所が見つからなかったが、時間の余裕があれば駐車スペースを探して寄ればよかった。
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この辺からは人影もまばらで建物も少なくなってくるし、道は一本なので間違えることはないのに本当にたどり着くのか不安になってくる。
四軒目の大日岳道の駅でお馴染みのラーメンとソフトクリームがあったらしいが、まだまだ目的地まで遠いので、トイレだけ借りて先を急ぐ。そろそろTVの電波が入らなくなってきます。
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旧遠山家民俗館突然合掌造りが登場したので驚いた。最近まで改修していたらしい。知っていれば中も見たのに。ここでカメラにつけたマイクがショックマウントから脱落した。固定していたねじが緩んで取れたらしい。らしいのはそのねじの存在を取れるまで知らなくて、ねじが落ちたのもマイクが脱落してから知ったのだ。それもねじ穴があったからで、ねじそのものは見ていない。ということで、今回の音声は内臓マイクでRECするしかない。
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さらに進むと、といっても本当に更にで、とにかくここまで遠いです。TVもラジオの電波も入らなくなってきました。山方面へ行くときはスタンドアロンで再生できるプレイヤーは必携だ。しかし持ってはいたがケーブルが無かった。それで、更に進むとダムサイドパーク。
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ここに来るまでに人造湖(運河が人工の川ならば人口の湖は運湖なんだか、多分語感が良くないからだろう。)が見えていて、中々の壮観。車を止めることがタイミング合わずに止まらずにここまで来てしまった。
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ダムサイドパークと銘打っているが、横ではなくて正面にある。ダムが決壊したらこの施設は真っ先に被害にあう。
で、御母衣ダム。結構な迫力なのにダム自体から距離があるため、いま一つ大きさが都合よく感じられない。目の前にあるのになんとももどかしい。この石が積み上げられたままむき出しのロックフィルダムは知らないと作りかけのようにも見える。
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山も空も綺麗で、とりあえず外を空気を吸ったら先へ進む。白水湖まではまだまだあるのだ。
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着きました。白水湖です。ダムサイドパークからでもここまではやたら遠い。道中の写真を撮りたかったが何せ停められず、あまりに先が見えずにしんどかったので駐車場の写真も撮るのを忘れていた。ロッジもあって、ここは山登りが盛んらしい。ただ山登りとかロッジとかの文化に馴染みが無いので、山の人とかツーリングライダーとかそういうのを全面に出されると気後れしてしまう。普通にお店になっていればよかったな。そういう面では道の駅の距離感はしんどくなくてよいと思う。道の駅のフォーマットは各運営団体に任されているから施設ごとの温度差ありすぎ問題はあるにしても、最低限の設備はサービスしてくれている。このくらいでちょうどいいです。
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寄り道はしたとしても四時間ほどかかって着いた場所がここ。なんとも残念な気分が漂う。思ったのと違う。壮大なんだよ、なのに伝わらないというか、大きな面積もディティールが少ないと比較対象物が無くて大きさが実感できない。御母衣ダムも同様だ。白水湖は大白川ダムによって作られている人造湖。大白川ダムははっきりわからなかったけど、自分の立ってた場所がそうだったのか?
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できるだけ表紙に使えそうな感じで撮り、せっかく望遠レンズ持ってきたので多少でも寄って撮ったり。
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目の前にあるものを撮っているのでこれでいいはずなのにどうにも大きく見えない。多分、視野のそとにある見えていない情報が大切なんだろうね。あと、そもそも大きなものと思っているからという、実も蓋もない思い込みもあるだろうね。
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もう帰宅しようと実際来るまで5分くらい走ってから、もう少し粘っても良いかなとか思って戻って再び撮る。
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駐車場からも撮る。しかし駐車場の風景は撮り忘れた。
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もういいだろうということで帰宅。白水湖から近くの白水の滝へ行く。白川郷の名前の由来にもなっている(諸説あり)グレイトな滝。駐車場から滝を見る展望台までは最短でも3分歩く。
野生の紫陽花的なのとか
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道中は大きな木がいくつもあり、大昔に作ったビデオを思い出した。当てもなくとりあえずロケハンに出かけて、実際は迷ってたどり着いただけのねじりまくった杉の木がやたらある場所で撮ったのでした。そこよりはずいぶんとまともな大木がちらほらありました。蚊みたいな虫もたくさんいたね。
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白水の滝。遠いので大きさが伝わらないね。
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それでも撮り忘れのないようにいつもより多めに撮る。
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しかし、撮っている場所、展望台の写真はすっかり忘れたね。国の補助金で作った割にはきちんとしていて、白山国立公園内にあるには駐車場からの道中も含めて雑然としている。
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虫がひどいのでさっさと引き上げる。もう帰るだけなので時間をそんなに気にせずに移動できる。で、途中で降りて道中の写真。こんなのが一時間くらい続く。
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五軒目の道の駅、飛騨白山。ここは足湯がありました。たいした意味はありませんが、とりあえず浸かって来ました。
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雲の影が見ると大きさが伝わるかもね。
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帰りは道の駅には寄らず、行きに止まりたかった箇所に二、三行きました。これは御母衣ダムによって作られた人造湖、御母衣湖で荘川村と白川村の一部が沈んでいます。ここに行く前に再びダムサイドパークへ行きました。今度は記念館に入りました。トイレ借りたかったし。
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ということで、ダム建造にまつわる物語があり、そのいわれのある荘川桜が少し移動した場所にあります。
館内のスタンドに置いてある小型リーフレット以外に特別な資料集があるので受付で申し出ると一部もらえるとのことだったので、申し出たら、すっと出てきたのがやたら豪華なパンフレットだった。
で、荘川桜のあるところまで移動。あるところは帰りの道でもあるので、そのまま帰宅の道を進む。
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ダリの絵のようにつっかえ棒で支えられる古木。おおよそゴールデンウィークあたりに満開になるらしい。しかし満開になるのは隔年だそうで、来年は調子の悪い年だそうです。また満開になるのもゴールデンウィーク期間が毎回ではなく、もっと前に散ってしまう場合もあるとのこと。
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帰りはTVの電波が全く入らないままで、白鳥あたりでやっと復活した。ほんと音楽がないと寂しすぎるので山方面へ行くときはローカル環境で再生できるメディアプレイヤーは必須だ。田舎にIT革命の壁は厚いよ。
ずーっとずーっと走って、マイクのねじ買っといたほうがいいなと思って途中で見つけたDIYショップへ行くと合うねじが見つからず、あったとしても10ヶ程セットになったものなどで、どうにもならなかったので、べつの店へ行く。こちらは1つから売っていて、お試しであわせてみることも出来た。ただ、使いたい場所が奥まっているためにねじの長さは感で決めるしかなかった。保険に二種類の長さを買って、帰宅後にあわせてみると、ぴったり合ったので無くしてもスペアを買うことができて安心だと思ったのにねじの仕様をメモしなかったので、やや残念ではある。またメモしに行こう。
最終的にマイクのねじを紛失して、買いなおすことが今日の一日みたいになってしまった。
道中でそこそこ見所があることが分かったので、時間を作って出かけるかもね。
ちなみに白水湖は写真が欲しいだけならネットでパクるのが楽だぞw あ、だめだ、パクッちゃだめだ。写真が欲しかったら連絡くださいだね。なにせ行くまでが本当にしんどい。

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