ある殺し屋 二.5稿

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ある殺し屋 二.5稿

イタリアンレストランでパスタを食べる男。
スマホのようなものにメッセージがあり、今すぐ人を殺して欲しいと言われる。
まだ食べ終わっていないの事にブツブツと文句を言いながらスマホのようなものを操作して自らを転送する。徐々に消えていく男。
「くそー、パスタ殆ど食べられなかったじゃないか。」
転送されながら愚痴る。
「腹減ったなー」
近くのコンビニで適当に食べ物を買って歩きながら食べる。
スマホのようなものを見てターゲットを確認する。
「あ、あいつか。」
七三分けのサラリーマンを見つける。七三分けの男は殺し屋に気づき、逃げる。
口の周りにケチャップなどをつけたまま、おもむろに光線銃を取り出し、撃つ。
飲みながら撃つので、全く当たらない
乱射しているうちに弾切れになり、
「しょうがねぇなあ」
自販機を見つけ、商品選択ボタンを一定の法則で押すと出てきた缶ジュース二本を銃に注いで振ると、再び七三分けの男に向かって撃ちだした。七三分けの男も時折撃ち返すが殺し屋には効果がなかった。ただただ逃げる七三分けの男。
七三分けの男は目についたビルの非常階段を登る。たまたまドアの空いているフロアに入り、隠れるところを探す。

見失った殺し屋は慌てることなくスマホのようなもので七三分けの男を検索し居場所を探す。そうしながら飲み終わった缶ビールの缶を片手潰し、通りかかったコンビニのごみ箱に丁寧に捨てる。七三分けの男は近くのビルにあるライブハウスに逃げ込んだようだった。

ライブハウスのドアを銃で破壊し、七三分けの男を探すとすぐに見つかり、最初に腕、次に脚を撃ち、一発で足止めできなかったことに又もぶつぶつ言いながら、もう一発脚を撃つ。それでも床を這って逃げようとする。
あと一歩でとどめを刺すときにまたも燃料切れ。オーナーにコーラとオレンジジュースを頼む。その場で銃に注いで振る。
オーナーが「あの……」ぼやくように言うと
「ああ、忘れてた、ごめん」と言って、光線銃を置き、ポケットから拳銃を出してオーナーを撃つ。
再び光線銃を手にして七三分けの男を探しに出かける。

七三分けの男は地下鉄に乗っていた。これで逃げ切れるとある駅で降りると向かいには殺し屋がいた。

END

絵に雰囲気がついてしまったな。

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